チャリ旅ランあれこれ

チャレンジ精神を忘れずに

楊平(ヤンピョン)へ

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8:20 忠清北道 (チュンチョンプクド)沿いにある磨崖(まがい)仏像。高麗時代の仏像のようだけど詳細不明。

今日は土曜日なのでサイクリストも多い。だいたい日本でもそうだがサイクリストが出合うとお互いに挨拶する。韓国も同じだ。「アンニョンハセヨ~」と言うと相手も同じように返してくれる。中には違う言葉を返してくれる人もいる。理解できないけど。

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8:30 先を走っていたMTBのサイクリストが休んでいたので声をかけてみた。目的地は同じヤンピョンだということで、一緒に行くことに。お名前はチョーさん。ムンギョンの高校の教師ということで、連休を利用してサイクリングしているという。これから二人なので心強い。

だいたい、韓国のサイクリストは皆こんな格好で走っている。長袖にロングタイツで素肌露出度0%。顔全部すっぽりとマスクで覆っている人が多い。紫外線とPM2.5対策ということらしい。スパイダーマンがサングラスをかけたような感じの人もいる。一見しただけでは男性か女性かはわからないので、胸で判断するしかない。中には判別できない人もいる。

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9:46 写真は忠州(チュンジュ)の手前。吊り橋の手前には、日本と同じようなに田んぼが広がっているので、思わず立ち止まって写真を撮った。まだ田植えは行われていない。

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10:31 途中立ち寄ったおしゃれな公衆トイレ。

Chungju_restaurantby NaverMap

12:10 昼になったので、チョーさんと一緒に通りすがりの食堂に入る。

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激辛は苦手と伝えると、辛くないのを勧めてくれたのでそれをオーダーする。来たのがこのスープ。食べると中に小さな貝がたくさん入っている。チョーさんに、この貝は何か聞くと、カワニナ(ニラ)貝と判明。げっ、これは子供のころ田んぼの水路で見た貝だ。食べてみると、味はあっさりしたシジミかな?。他にも、キムチや韓国海苔食べ合わせ、お腹一杯になった。少し休憩して、ヤンピョンを目指して走り始める。
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14:35 休憩。他のサイクリストも休憩中。
しばらく走ると、木の板を貼り合わせた木道が現れた。恐かったのは、板が腐って一部抜け落ちている箇所があり、下が見える。うまく走らないと、穴にはまりそうだった。ヤンピョンまでは残り80キロ、4、5時間かかりそうだけど6時頃には着きそうだ。二人で黙々と走る。
残り40キロ位でチョーさんがいないことに気付く。しばらく待っても来ないので引き返してみると、自転車を押して歩いている。聞いてみると、もう疲れて走れないとのこと。ちょうど驪州(ヨジュ)という町だったので、ここで一泊するとのこと。一緒にヤンピョンまで行けないのは残念だけど、ここでお別れした。
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18:20 イポボ水門。UFOのような丸いドームがおもしろい。
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イポボ水門近くの像。ユーモラスな顔が印象的。

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18:35 ヤンピョン郊外の夕焼け。

この後、ヤンピョンに入る直前の激坂でもがいていると、後ろから来たロードバイクの若いカップルが話しかけてきた。二人ともヤンピョンに帰るということで、少しだけお話した。

結局、ヤンピョンに着いたのは19時過ぎ。ちょっと遅くなったけど、宿探しを開始。自転車を押しながら街中をぶらぶら。1件目に見つけたモーテルは、60000Wとちょっと高いのでパス。2件目に見つけた旅館は、おばちゃんが韓国語しか通じない。身振り手振りと筆談で何とか通じ、1泊25000Wということで、ここで泊まることにした。

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部屋は4畳くらいで狭いが、鍵のかかる個室になっている。TV、冷蔵庫あり。ベッドではなく床に布団が敷いてある。昔住んでいたアパートような感じ。部屋の奥には、風呂、トイレがあるので満足。
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夕食は近所のセブンイレブンで買った焼肉弁当。日本のと違ってサラダなどの生野菜はない。もちろん味付けは韓国風。揚げ物、漬物、キムチなども入って4000Wと安かった。