久し振りに自転車で帰省することにした。猛暑が予想されるので、出発時間は朝6時前。ルートは国道54号線。
可部の町は、渋滞を避け根谷川沿いの旧道を通る。対岸は過去2回の豪雨災害で護岸が壊れ、未だ工事中の所がある。
上根峠(旧道)を登って行く。ここは断層を横切る道で、自転車にとってはちょうど良い傾斜。つづらおりの道を気持ち良く登る。上根峠のピークには分水嶺があり、降った雨は日本海と瀬戸内海に流れる。
なので、三次まではフラットに近い下りが約40キロ続く楽ちんコース。三次から布野もほぼフラット。布野から赤名まではちょっときつい中国山地越え。正午近くなると、日差しは真上からジリジリ照りつけ、汗がしたたり落ちる。
赤名トンネル入り口には押ボタンがある。ボタンを押すと、トンネル内の照明が明るくなり、歩行者注意の文字が電光掲示板に表示される。これはドライバーに注意を促す仕組み。トンネルの中はヒンヤリして気持ちいいので、ドライバーには悪いけど、できるだけゆっくり進む。
トンネルを出ると、一気に下って赤来高原道の駅に到着。盆休みなので駐車場はいつもより混んでいた。
30分後頓原に到着。走行距離は120キロ。あまりにも暑いので、町のスーパーでクールダウン。それにしても、尋常ではないこの暑さ。川に飛び込みたい気分だった。
帰りは台風が直撃しそうなので、その前の13日の予定。さてどうなるか。