チャリ旅ランあれこれ

チャレンジ精神を忘れずに

作木・殿敷

明日は雨、今日は晴れ時々雨という予報なので、移動するなら今日しかない。コースは県道37号線で三次まで向かい、三次から国道375号線を作木まで。作木から岡三淵を通って横谷に。横谷からは国道54号線を頓原までの予定。なぜ作木かというと、岡三淵という所に行きたかったから。そこに殿敷(三上家)という庄屋があり、小説の舞台になったというのがネットに出ていたので。その小説も映画も見たことはないのだが…

§ 11:42 深川

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家を10時前に出発し、広島市内を通って、大芝水門に出る。そこから北上し、深川を目指す。深川に近づくと雲行きが怪しくなってきた。雨粒がポツポツ顔に当たる。一応ウィンドブレーカーを着ているので小雨なら問題ない。

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三篠川一帯は3年前の西日本豪雨で、あちこちの橋が流されたり護岸が壊れた。被害の規模が大きかったので、今でも修復工事が続いている。

12時になったので、深川のセブンで昼食。唐揚げを勧められたけど、脂っこいのはちょっと無理なので、おにぎりを買った。

風は追い風。時々強く吹く風に、背中を押されながら進んでいるうちに晴れて来た。14:30三次を通過。ここまで90Kmだが、追い風なのに予定より30分遅れ。なんでだろう?

§ 15:00 作木

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地面を見ると水溜りがあちこちにできている。この辺は通り雨で結構降ったようだ。風向きも南西から北西の向かい風に変わった。突風混じりの強風を食らうと、なかなか前に進まない。この辺から速度が一気に落ちた。

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途中カヌー公園に寄ってトイレ休憩。あまりゆっくりする時間もないので先を急ぐ。

作木(川の駅常清)を通過し、次の大津郵便局を右折。ここから山岳コースになる。まだ走ったことない道だから慎重に進む。車1台やっと通れる細い道。誰もいないと思ったら、人がいたので54号線に出られるか聞いたところ間違いないとのこと。一安心し、さらに登って行く。それにしてもすごい坂だ!ヒルクライムレースのコースみたい。

§ 16:25 森山中後谷

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かなり登ってきたところにこんな案内の杭が立っていた。昔の城跡のようだ。腕時計の標高を見ると480mだった。
一体どこまで登るのか・・・嫌になってきた。まだまだ登りが続いている…
標識があり、女亀山(めんがめやま)、殿敷と書いてある。えっ!まさか山の山頂に向かっているのでは?と不安がよぎる。でも、ここまで来たら行くしかないので、山頂だろうと何だろうと行くしかない!

§ 16:40 殿敷(旧庄屋)

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しばらく進むと下りになった😁。やっと岡三淵という所に到着した。まず最初に茅葺き屋根の殿敷(旧庄屋)が目に飛び込んできた。子供の頃、茅葺き屋根が多かったので、懐かしさがこみ上げてきた。今となっては貴重な風景だ。こういう風景を見ていると、当時にタイムスリップしたような気分になるから不思議だ。

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玄関の方をのぞいてみたが、誰もいないようで見学はできず😭 看板には、小説「荷車の歌」と映画の説明が書かれている。残念ながら映画の説明は、文字が剥がれて読み取れなかった。

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もう一つの看板には、旧庄屋屋敷「殿敷」の由来が書かれてある。こちらは文字が消えかかっているものの読み取ることができた。

登りに思ったより時間がかかったこともあり、時間は17時になってしまった。ここから横谷に出るには、さらにつづら折りの道を登らなければいけない。少々バテ気味だったが、登りはそれほどきつくなく、しばらく進むと下りとなり、一気に54号に出たので安堵した。

横谷郵便局を通過すると、何か地面に光るものがあり、拾うと100円玉だった。点々と落ちており、全部で551円。車にひかれてキズが多い。この辺には交番はなさそうなので、とりあえず持ち帰る。

§ 17:24 赤名トンネル

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横谷に出る前のピークが570mだったので、そこから一旦下り、また登ってきた感じだ。そろそろ足も限界なので、残り頓原まではあまりパワーを使わない省エネ走行に切り替えることに…
しかし、赤名トンネルを出ると、とんでもない強風だった。うっかりすると、風に煽られて転倒するくらい吹いてくる。やはり自然相手だと自分の思うようにならないものだ。

§ 18:30 頓原到着

運良く大雨にも遭遇することも、転倒することもなく走ることができたのはよかった。
拾ったお金は後日交番へ。ホントです!(^^;

§ ルート分析

地図をクリックすると詳細経路が表示されます。

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§ ルート動画

写真をクリックすると経路動画を見ることができます。

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