チャリ旅ランあれこれ

チャレンジ精神を忘れずに

(続)サイコンをランで使えるか?

ランニング用にわざわざ計器を買うのもアレなので、これまで自転車用に買った下記製品で速度、心拍数、ケイデンス・ピッチを計測。このデータをSTARAVAにアップしてアクティビティとして一括管理してきた。

  • CooSpo BC107 (サイコン)
  • CooSpo BK467(ケイデンスセンサー)
  • CooSpo HW807(心拍計アームバンド)

不具合

しかし、BC107は

  • GPS精度があまり良くない(10Km走ると1Kmくらい少な目に出る)
  • 消費カロリーが自転車ベースなので、ランニングの1割程度の値しか出ない。
  • 激坂や階段の登りで自動停止機能が働き、速度表示がゼロになる。

と色々不都合なことが発生。また、心拍計(HW807)に至っては8ヶ月目で電源が入らなくなるトラブル発生(無償交換済み)

そもそもBC107は自転車用なので、ランニングに使うということは想定されていないため、こんな結果になるのは当然だったかもしれない。

では、Garminを買えばいいじゃないかということになるが、ちょっと待った~!
Garminを装着して走ったとしても早くなるわけではないし、機能が多すぎて持て余してしまいそう。ホントは欲しいけど•••Garmin高すぎ~😱

機能比較

ということで、BC107に代わる他の製品を検討してみた。
Garminは自身でセンサーを持っているので別格だが、Garmin以外に有力なのはスマホアプリのWahoo Fitness(以下Wahoo)

機能 BC107 Wahoo STRAVA Garmin
衛星種類 2 4
自動停止
ラップ 手動 自動 自動 自動
地図表示 なし あり あり なし
心拍計 外部 外部 外部 内蔵
ケイデンス 外部 外部 なし 外部
ピッチ なし 外部 なし 内蔵
外部IF ANT+ BLE BLE ANT+

Wahooアプリ

結局、選んだのはWahooアプリ。これはiPhone版だが、アンドロイド版もほぼ同じ画面レイアウト。

このアプリは、BLE(Bluetooth)で接続した心拍数とケイデンス(ピッチ)が測定できる上に、自動停止機能も持っている。走るのを止めると、測定が一時停止し、走り出すと測定が再開する。BC107のように激坂や階段で停止することなく、ちゃんと測ってくれる上に、距離も1Kmもずれることはない。しかも無料。
同じアプリでSTRAVAがあるが、これはケイデンス・ピッチが測れないので、Wahooの方に軍配が上がる。

距離の比較

実際に走って、BC107とWahooで距離を測定してみると、14Km走って距離は約1Km違っていた。これほど誤差が出るとランニングにとっては致命的。と言いつつ1年近く使ってきたが•••

取得したログ:BC107(左)が13.4Km、Wahoo(右)が14.44Km
※Wahooの移動時間がBC107より32分多くなっているのは自動停止機能が未設定のため。

結論

当面は以下で運用してみることに•••

WahooとセンサーはBluetooth接続なので、BC107のANT+接続に比べ若干反応がにぶいような気がするが、特に気にするほどではなさそう。

構成

最終的な計器とアプリの接続関係は以下のとおり。BC107とCoospoRideの代わりにWahoo Fitnessが置き換わったということになる。


※WahooとSTRAVAとの連携は常時接続ではなく、走り終わってデータをアップロードするときに接続している。