チャリ旅ランあれこれ

チャレンジ精神を忘れずに

三瓶山縦走

Kimg1223_20191116065401

久々に三瓶山にやってきた。しばらくご無沙汰の三瓶山だけど、去年大きな地震あって温泉街に被害が出たり、登山道が崩れたりしているらしい。その後どうなったのかずっと気になっていたので、確認の意味も含めて登ってみることに。前回(地震前)は西の原から登ったけど、今日は東の原からのルート。さて、どうなることか...。

その前にトイレ。

Kimg1228

わー!きれいになってる。

Kimg1225 

中はこんな感じで、かすかに木の香りがする。前はオムツ交換台はなかったし、コンクリートに囲まれてジメジメした感じだったのが、リニューアルされ清潔感にあふれるトイレに変身している。もちろんウォシュレット付き(^_^)v

大平山へ

Kimg1229

東の原の登山道は、放牧牛の侵入禁止ゲートを入った所からスタート。時刻は9:15。

Kimg1230

ここは、レストラン横から上がり、スキー場の西側を通るルート。リフト沿いの直登ルートより距離は長いが、こちらの方が比較的楽に登ることができる。

Kimg1231

しばらく雑木林を登って行く。

Kimg1235

雑木林を抜けると視界が開け、赤く染まったカエデが出迎えてくれた。

Kimg1236

眼下には駐車場とレストラン、南方面に大万木山(おおよろぎさん)、琴引山(ことびきさん)の山並みが見える。

Kimg1237_20191116065601

東方面には遥か遠くに大山が見える。

Kimg1238

リフト終点の太平山(たいへいざん)。登山口からの標高差は255m。ここはスキーしたり、パラグライダーで飛んだ所。あれから何年経ったのだろう。空も山も少しも変わっていないような気がする。

女三瓶へ

Kimg1241

最初の分岐点。ここから女三瓶に向かう。

Kimg1239

女三瓶はもうすっかり秋の装い...

Kimg1242 

落ち葉のじゅうたんを踏みしめながら登っていると

Kimg1245

子供たちが降りてきた。この後30人ほどぞろぞろと…。どうやら小学校の遠足のよう。なかなかいい杖を持ってるね。

Kimg1247

20分後、女三瓶(957m)に到着。北は男三瓶。

Kimg1246

左に孫三瓶、右に子三瓶の景色が広がる。

Kimg1249

男三瓶への直登ルートは「犬戻し」付近が崖崩れで通行止め。なので、引き返し、孫三瓶、子三瓶、男三瓶の順に周回するルートに変更。

孫三瓶へ

Kimg1252

大平山は文字通り緩やかな下りが続く山。突然、ガサガサ!げっ!へへへび~😱  一瞬固まる。ほっ!マムシでじゃなくてよかった~😊

Kimg1253

その後、急坂を登って孫三瓶(907m)に到着。視界が開け、正面には子三瓶の姿が飛び込んできた。

Kimg1254

右手には男三瓶の絶壁が見える。

子三瓶へ

Kimg1255 

子三瓶への下りも激坂。この道は黒土で滑りやすいので慎重に...。

Kimg1258

これはカラマツの紅葉。日本で落葉する唯一の針葉樹。

Kimg1260

東を見ると室の内(火口)を挟んで女三瓶が見える。

Kimg1261

風越(かざごえ)に到着。ここは風の通り道。孫三瓶と子三瓶に挟まれた谷で、常に風が吹いている。高い木が生えていないので眺めはいい。

Kimg1262

風越から子三瓶の登りはかなり急で、壁をよじ登る感じで四つん這いにならないと登れない所がある。振り返ると孫三瓶の姿と...

Kimg1265

室の内の池が見えてくる。この池は三瓶山の火口湖で、温泉ではなく、雨水や地下水が集まってできた池。池の横には鳥地獄というガスが噴出している場所がある😱

Kimg1271

子三瓶のルート案内標識。

Kimg1274

11:40子三瓶(961m)に到着。孫三瓶が低く見える。

Kimg1273

笹の原っぱの向こうに女三瓶を眺めながら休憩。空は少し雲ってきた感じ。

Kimg1277

山頂の西側に行くと、眼下に浮布池、西の原が広がる。向こうに広がるのは石見銀山の嶺々。

浮布池の周辺にはキャンプ場があり、中学3年の夏休みに、柔道部のメンバーと顧問のN先生と一緒にキャンプしたことがあった。頓原から三瓶まで皆でサイクリングし、男三瓶に登ったりカレーライスを作った...何もかも楽しい想い出。

男三瓶へ

Kimg1278

子三瓶の下り。振り向くと、かなりの急斜面。 

Kimg1283

室の内の紅葉。今が見ごろかな?

Kimg1286

男三瓶への案内標識。

Kimg1287

男三瓶へのルートには落石があり、注意喚起の看板がある。当たらないことを祈るのみ。運試しみたい...

Kimg1288

急斜面はロープが用意されている。ロープをつかんで山登りは難しい。でも楽しい💪

Kimg1290

林を抜け、振り向くと子三瓶、孫三瓶が見える。

Kimg1292

眼下に広がる室の内。

Kimg1297

さらに登ると西の原も見えてくる。

Kimg1298

12:40 男三瓶の尾根に到着。

Kimg1301

崩落した「犬戻し」は正面の尾根が切れている箇所。地震から1年以上経つけどまだ通れない。

Kimg1303

山頂一帯はすすきの原っぱ。ざわわ~ざわわ~ざわわ~♪ 思わず鼻歌が...ちょっと違うか。

Kimg1304_20191116070001

山頂からの出雲方面の展望。かすかに出雲ドームが確認でき、稲佐の浜から日御碕の海岸線もうっすら見える。

Kimg1307

石見銀山方面。

Kimg1310

男三瓶山頂の1126mの標識。

Kimg1309

山頂の神社。ちっちゃくて、とてもかわいい神社🎀

北の原へ

Kimg1315

下山は北の原へのルート。この辺一帯はブナの自然林になっている。眺望は悪いが、森の中を散策するには良い所。このルートを歩くのは高校のキャンプ以来...懐かしい😢

Kimg1317

休憩スポットには所々ベンチが置いてある。

Kimg1319

女三瓶ルートの分岐点にあるトイレ。三瓶の登山ルートでの唯一のトイレ。ここから女三瓶に登る元気はないので、北ノ原方面に下ることに。

Kimg1320

森の精霊の住む家?お留守のようです😃✌

Kimg1324

キノコの群生。食べれるのか不明…💀

Kimg1327

大かずらが巻き付いた大木。

Kimg1328

いつかこうなる運命か?

Kimg1326

もうすぐ登山道終点に到着。

Kimg1330

14:20青年の家(国立三瓶青少年交流の家)に到着。青年でなくても2人以上なら泊まれます。

東の原へ

Kimg1331

折り返し東の原までのサイクリングロードを歩く。自転車も、誰もいない道をのんびりと...。もうレンタサイクルはやってないのかな?

 

Kimg1332

15:10 ススキ野原を抜け東の原に戻ってきた。

Kimg1333

最後はリニューアルした「星空のレストラン」で休憩。

Kimg1338

レストランは2週間前にオープンしたばかりとのことで、ピザやチャーハンなど食べられるようです。

Kimg1336_2

さっそくワイン入りアイスクリーム(460円)を注文。食べるとほのかにワインの味がする。飲酒運転にならないか聞いてみると、少量のアルコールなので大丈夫とのことでした。

Kimg1337

店内には、地元産の三瓶ワインが並べられている。

Kimg1340

試飲もできるとのこと。でもドライバーは飲めないんですけど。。。😢

Kimg1342

お土産にワインを買おうと思ったけど、ちょっとお値段が😨

Kimg1345

2階にテーブル席があり、ここで食事ができる。

Kimg1344

下を覗くとワイン醸造所の見学ができるようになっている。

Kimg1348

テラス席も用意されているので、屋外での飲食もできる。

Kimg1350

さらに下に行くと、バーベキューなどが楽しめる屋根付きテーブルが用意されている。

Kimg1352

こちらは、宣伝用のぶどう園?

Sanbe_route_20191115231101

結局、通行止めは女三瓶~男三瓶ルートの1ヶ所だけで、他は問題なく通れました。ただ、階段などの登山道のメンテナンスがされておらず、荒れている所が多いようにみえました。林野庁さんにも頑張ってもらわねば...。

三瓶は、また時間を作って登ろうと思います。今日歩いた距離は12キロ。明日から筋肉痛の予感...😢⤵⤵